Potewoのブログ

電子工作が好きな学生の書く技術系のブログです。

自室のダウンライトをSiriで操作できるようにする

概要:とったらリモコン、SwitchBotハブミニ、Homebridge、HomePod miniを使用して自室のダウンライトをSiriで操作できるようにしました。

部屋の照明をスマートにしたい

夜、布団に入ってダラダラした後、寝るために照明を消しに行くのが面倒だと思ったり、朝アラームが鳴ると同時に照明がついたらいいのにと思ったことはありませんか?僕はとてもよく思います。それを解決するために部屋の照明をスマートにしたいと思いました。
実は今自室のスマートホーム(スマートルーム?)化を進めています。いきなり家全体をスマートハウスにすることはできないのでまずは自室からスマート化しています。
今までSwitchBotハブミニとHomebridgeを利用してエアコンと赤外線対応の扇風機はSiriから操作できるようになっていて、さらに自前で作った温湿度、二酸化炭素、気圧センサーもHomeKitを通して見れるようになっていました。そこに今回照明もHomeKitを通して操作できるようにしました。

構成

最初に書いたように、主に使用したのは以下の4つです。

  • とったらリモコン
  • SwitchBotハブミニ
  • Homebridge
  • HomePod mini

これらについて詳しく説明したいと思います。

とったらリモコン

照明のスイッチを赤外線リモコンで操作できるようにするものです。既存のスイッチと交換します。
照明自体を赤外線やWi-FiBluetoothで操作できるようなものに交換する方法もあるのですが、その方法だと壁のスイッチを常にオンにしておかなければならないという欠点があり、さらに僕の自室はダウンライトであり、交換が面倒そうだったのでスイッチを交換することにしました。
また、注意点として照明のスイッチの交換は気軽に手を出せるものではなく、第2種電気工事士の資格の取得が法律上必要でかつ注意深く行わなければなりません。
僕の場合はこのスイッチの交換をするために数年前に第2種電気工事士の免許を取得していました。
スイッチの交換方法についてはネット上にも十分情報があると思うのであまり触れません。
とったらリモコンは調光対応・非対応、3線・2線、3路・4路への対応・非対応などいくつか種類があるので、ご自宅のスイッチをとったらリモコンに交換する場合は買い間違えないようにお気をつけください。(僕は調光対応・非対応を買い間違えました。)

SwitchBotハブミニ

SwitchBot製品をつないだり、赤外線リモコンで操作するあらゆる製品をスマホから操作できるようにするデバイスです。第1世代を使用しています。
SwitchBotハブミニからとったらリモコンに赤外線信号を送ります。

Homebridge

様々なプラグインを利用してHomeKit非対応の製品をHomeKitを通して使えるようにするソフトウェアです。常時起動しているコンピューター上で実行する必要があります。
Homebridgeは小型、安価で低消費電力なRaspberry Pi上で動かす事例が多いですが、僕の場合はUbuntu Serverを入れたMac mini(2014)上で実行しています。

使用しているプラグイン

Homebridge UIはプラグインの設定やアップデートなどをブラウザ上で手軽に行えるようにするために入れています。
Homebridge SwitchBotはSwitchBotハブミニから操作できるように設定した様々な製品をHomeKit経由で操作できるようにするために入れています。

HomePod mini

外出先から操作できるようにするために使用します。
HomePodやHomePod miniをHomeKitのハブとして設定することで外出先からも自宅にいるときと同じようにHomeKit製品を操作できます。

手順

  1. 第2種電気工事士を取得する
  2. HomePodまたはHomePod miniを買う・セットアップする
  3. SwitchBotハブミニを買う・セットアップする
  4. Homebridgeをセットアップする
  5. とったらリモコンを買う
  6. 既存のスイッチをとったらリモコンに交換する
  7. HomebridgeにHomebridge SwitchBotプラグインをインストールし、セットアップする
  8. 使う

大体こんな感じの手順で実現できます。

最後に

久しぶりにブログを書いたのでまとまりのない文章ですが、誰かの役に立てば幸いです。